シンデレラよ… あなた舞踏会に行きたいのかい?

ある日のこと、PayPay城の王子さまが舞踏会を開くことになり、シンデレラのお姉さまたちにも招待状が届きました。

お姉さまたちはシンデレラに命じて、舞踏会に着ていく服を持って来させました。「どう、シンデレラ。イシキリコンビ、ダブル守護神、とても素敵だと思わない?」「どう、シンデレラ。新旧エースに、堅い守備陣、勝負強い4番、私の方が似合っていると思わない?」

「お姉さまたち、とっても似合っていますわ」 シンデレラは言いました。

お姉さまたちは、うらやましそうにしているシンデレラに言いました。「あなたみたいなボロボロの服の人が行けるとでも?救援防御率5位、失策数ワーストの服で舞踏会なんかに行ったら、さぞみんなの笑いものなるでしょうからね」

「泣くのはおよし、シンデレラ」どこからか声がしました。

「シンデレラ。お前はつらいことがあっても、いつも笑顔でがんばる良い子ですね。そのごほうびに、わたしが舞踏会へ行かせてあげましょう」

妖精のおばあさんは魔法のつえで、コツコツコツと内野とブルペンを三度叩きました。

すると、どうでしょう

 

魔法よ、来週の舞踏会まで解けないでくれ。

梶谷のバックホームがイレギュラーした瞬間で止まっている、ボクらの時間を再び動かすためには、戻らなければならないんだ、あのPayPay城の舞踏会に。

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